息子が学校に行かなくなって最初の月は、学校は恐らく様子見をしてたんだろうと思います。スクールカウンセラーの紹介や学び支援センターなどのパンフレットをくれることはあっても、今後について詳しく話すことは特になかったし。
でも息子の休みが長期化してくると、教頭先生から電話がかかってきたり、担任の先生・主幹の先生・私の3人で1時間くらい話す機会が設けられたりしました。
担任&主幹教諭との話し合い
担任&主幹教諭との話し合いの席では、
- 息子を学校に通わせる方向でいくのか
- このまま自宅学習でいくつもりなのか
- 何か困っていることはないか
- 相談できる人はいるか
……そういう内容について話したような記憶があります。
その結果「息子は不登校になっても規則正しく生活しているし、勉強もしっかりやっているし、我が家は困っていない」というのが伝わったのか、それ以上の話し合いを求められたことは現時点ではありません。
しつこく登校を促されることもなく、わりとあっさりしていて「令和的な対応だなー」と思ったのを覚えています。
月に1度の所在確認
息子が在籍する小学校の場合、月に1度は不登校の子の姿を確認しなければいけないルールがあるそうです。所在確認というか、生存確認というか。
日本で過去に不登校の子どもが不幸な事件に巻き込まれたケースがあったようで、それ以降こういう確認が学校に求められるようになったみたいですね。
でも当時の息子は、学校に足を運びたくない、学校という建物の中に入りたくない、学校の敷地にも近寄りたくないという状態。
「学校関係者の誰かが息子の姿を見なければいけない」という学校側の義務を、先生はどう果たせばいいのか……?
家庭訪問は?
息子が学校に足を運べないのならと、担任の先生はまず家庭訪問を提案してくれました。しかし息子からするとそれは、
「せっかく学校から逃げてきたのに、学校(の関係者)が家まで僕を追いかけてくる」
という感覚。なので、家庭訪問はお断りしました。
タブレットを使ったテレビ通話は?
次に担任の先生が提案してくれたのは、学校から支給されているタブレットを使ってテレビ通話をするというもの。
息子は家にいてもいい。画面越しに、学校にいる先生と話すだけ。放課後で、他のクラスメイトはいない。
先生側の背景をリゾート風の写真とかにして学校っぽさを消すこともできるし、もし担任の先生の顔を見るのも辛ければ、スクールカウンセラーさんなどとお話をするのでもOK。
この案に対して息子は、
まあ……僕は別にやりたいわけじゃないけど、先生がどうしてもっていうならやっても良いよ。僕が学校に行くとか、先生が家に来るとか、そういうのよりはずっとマシ
との回答。ギリギリ許容範囲内だったようです。
というわけで、学校による息子の所在確認は「支給されたタブレットを使って担任の先生とテレビ通話をする」という形で行われることになりました。
テレビ通話で担任の先生と話す
まず、私が学校へ行った時に担任の先生とテレビ通話の予定を立てます。
そして通話予定日の予定時刻になると、私が家で学校支給のタブレットを起動して、学校にいる先生と息子のテレビ通話を開始させます。
テレビ通話中、担任の先生は息子の好きなゲームやキャラクターの話につきあってくれていました。学校の話をほぼしないでいてくれたのは有り難かったですね。当時の息子にとって、学校の話はプレッシャーでしかなかったので。
そんなこんなで10分〜15分程度話したら通話は終了。これで月1の生存確認はクリアです。
息子が学校に行くでもなく、担任の先生が家庭訪問に来るでもなく、家と学校をネットで繋いで画面越しに姿を見せて生存確認。
本当に便利な時代になりましたね!
